ASAKARA

〜人生は、朝の習慣で変わる〜

【保存版】1分で話せ(伊藤羊一:著)チートシートを作ってみた

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おはようございます。マッツです。

 

先日、某百貨店5社の経営者の前で急遽プレゼンの機会をいただいた時、撃沈した悔しい思い出があります。

 

5社中1社の経営者にしか伝わらず、動いてもらうことが出来なかったのです。相手に伝える力・伝わる力の無さを痛感しました。

 

そこで、どうしたら相手に伝わるのかを考えていたとき、以下の書籍と出会いました。

 

 

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』(伊藤羊一著、SBクリエイティブ)の著者は、かつて人に何かを伝えることが苦手でしたが、グロービス経営大学院で「ストーリー」のつくりかたを学び「伝えるスキル」を実践で磨き克服していったとのこと。

 

その結果、ソフトバンク孫正義社長に認めら、後継者を育成する学校であるソフトバンクアカデミアの国内CEOコースにおいて、年間1位の成績を修めるまで成長。

 

現在は、グロービスの講師として、ヤフーアカデミアの学長として、起業家からビジネスパーソンまで年間300人以上のプレゼンを指導し、ピッチコンテストなどでの優勝者を続々と輩出しています。

 

本書には、著者の実践経験をもとにした「伝える力」の基本と実践で役立つポイントが凝縮されています。

 

プレゼンをする機会が多い方に限らず、人前に立って話をする、指示をする、伝える、ということが苦手な方にもおすすめの書籍です。

 

今回は、本書の要点を整理したチートシートを作成しましたので、ご紹介します。

 

 

人は、相手の話の80%は聞いていない

よくある誤解として「自分が伝えたいことを話せば、人は話を聞いてくれる」ということ。(17ページより)

 

聞き手はそもそも8割方聞いていないし、理解もしていない。

 

それを前提に、相手の頭に残し、相手が動くためにどうしたらいいか、の勝負になる。

 

必要なのは「1分で話せるように話を組み立て、伝えよう」ということ。(20ページより)

 

そこで大事になってくるのが、人に何かを伝える際「そもそも何のために自分はここにいるのか?何のためにプレゼンするのか?」ということを明確に意識することである、と著者は言う。

 

本質は「誰に?」「何を?」「どうしてもらいたい?」この3つの問い。

 

この問いに答えているプレゼンは「え、それで?」という質問は返ってこない事でしょう。

逆に「それで?何を言いたいの?何を期待しているの?」という質問が返ってきた時は、本質の問いに立ち返り、見つめ直すとよいでしょう。

 

その次に大切なのが、ゴール設定。

 

「理解してもらう」はゴールにならない(29ページより)

 

具体的にいえば、

  • 聞き手が賛成にせよ反対にせよ、何らかの意見を表明してくれればいいのか
  • 聞き手が賛成してくれたらいいのか
  • 聞き手に動いてもらう必要があるのか

というように、聞き手が「どこまでやればいいのか」を決める

30ページより)

 

ここで、以下のチートシートに要点を整理します。

 

人に伝える前のチートシート
  • 誰に、何を、どうしてもらいたいのかを確認する
  • 伝える相手は、どんな人かを掘り下げて確認する
    (立場、興味、自分に求められていること、テーマについて理解していること、何に対してネガティブか)
  • ゴールは何かを確認する
    (理解してもらうことではなく、相手を動かすことをゴールにする)
  • ゴールを達成するために、できることすべてをやりきったかを確認する

 

「1分で伝える」ための基本の型

著者がおすすめの基本の型は、以下です。

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1分で伝えるチートシート
  • はじめに「結論」を伝える
  • 「根拠」は3つを伝える
  • 「〜だから、〜だ」と自分で読んでみてチェックする
  • 他の人に聞いてもらい、本当に意味が通じるかをチェックする
  • もし通じない場合は、さらに掘り下げて「〜だから、〜だ」を再確認する
  • 「例えば、〜です」と具体的なイメージがわくように伝える

 

以下は、サンプルです。

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上図を1つの文章にまとめると、以下の通り。

吉野家が好きです。

まず、早い。座ったかどうかのタイミングで、店員さんが牛丼を出してくれますね。

次に、安い。今時どこで食べても大抵500円はかかります。

最後に、うまい。想像してみてください。おなかがすいた時に牛丼をかきこんだことを。

だから、僕は吉野家が好きなんです。

P127,128ページより)

 

すごく伝わってきますね。

 

「例えば、〜です」の表現のポイントは、聞き手に想像してもらうこと。

聞き手にイメージを想像してもらうことが一番の説得力を持つことになります。

 

人を動かす方法

相手に「結論」と「根拠」をロジカルに伝え、「例えば」でイメージを想像してもらうだけでは、人を動かすことができません。

 

「いいね」で終わってしまっては、ゴールを達成できたことにならないからです。

 

そこで、大切になってくるのが「自分の伝えたいことを、一言のキーワードで表す」こと。

 

覚えやすく、その一言でプレゼン全体を表現するようなキーワードが良いと著者は言う。

 

次に、プレゼン時のポイントをチートシートに整理します。

 

プレゼン企画時のチートシート
  • そのプレゼンで何をしたいのかを確認する
  • なぜ、それを伝えたいのかを確認する
  • 伝えて、どうなって欲しいのかを確認する
  • その言葉に、どんな思いを込めるのかを確認する
  • 徹底的に相手のことを研究する

 

プレゼン前のチートシート
  • 言葉もスライドもスッキリにする
    (もつとスッキリ、カンタンにできないかをチェックする)
  • 中学生でもわかる言葉遣いかをチェックする
  • プレゼンの聞き手の人数でスライドのフォントサイズを変更する
    (50名程度の場合:最低32ポイント。100人以上の場合:最低54ポイント以上)
  • 事前に「相手の席」に座り、プレゼンターの立つ場所、スクリーンを確認する

 

プレゼン中のチートシート
  • 視線は、しっかりと聞き手を見る
  • 手振りは、多少動きをつける
  • 声は、「相手と対話するように」声を届ける
  • 言葉は、短く、言い切ることを心掛ける
  • 間合いは、話の区切りで、普段より3秒ほど長く、間をとってみる

 

プレゼン後のチートシート
  • 目的を見失わず、やるべきことをやって相手を動かす事ができたかを確認する
  • 絶対相手を動かすんだという「気合」を確認する
  • 動かすまでやるんだという「根性」を確認する
  • すべてをやりきったかを確認する
  • まだやれることがあればやる

実践のコツ

職場で直面する課題を以下のシーンに分けて解説があります。

  1. 会議に参加している時

  2. 上司に説明する時

  3. チームメンバーに説明する時

  4. 営業先に提案する時

  5. 会議でファシリテータとして参加する時

それぞれのケースの前提を揃えながら、何を考え、どう対応するか、気をつけるべきことは何かについて、困っている方の悩みに答える形で記載してあります。

 

ぜひ、本書を手に取ってご確認いただけると幸いです。

 

なお、私が実践した事例は、別途ブログで記載したいと思っています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、相手に伝える・伝わるための様々なコツを学びました。

 

たくさんの「はっ」とする気づきがありました。

 

本質は、「結論・根拠・例えば」をどう組み立てたら相手を動かすことができるか、それを徹底的に追求し、実行することであると感じました。

 

今後、様々場面で実践し、1分で相手を動かせるように精進していきたいと思います。

 

なお、要点を整理したチートシートも実践しながらカスタマイズしていき、より良く改善していきたいと思います。みなさまのご意見もいただけると幸いです。

 

著者や関係者のみなさま、たくさんの気づきをありがとうございました。