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【参加レポート】仙台初開催!「Adobe XD Meeting #1」#adobexd_study

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Adobe XD Meeting」とは、Adobe XDのユーザーグループが開催しているAdobe XDやUI/UXに関わる勉強会です。 東京・大阪・福岡に続き、全国で4番目となった仙台の初開催。

xd-sendai.connpass.com

 

本日の記念すべき第1回目は、Adobe XDの実践事例の紹介やデモ、最新機能や今後の展望など盛りだくさんのセッションでした。

私は、AdobeXDの初心者ですが、大変わかりやすく解説いただき、有意義な時間を過ごすことができました。登壇者の皆様、スタッフの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。

今回は、以下の素晴らしい3つのセッションをご紹介します。
(小室さんからは、登壇資料の一部公開を承諾いただきました)

小室さん:クライアントに喜ばれるウェブ解析とUX改善アプローチ

セッション概要:
UXの重要性についてはすでに多くの方が「そうだよね」と認識していますが、特にクライアントワークをしている受託の制作会社・開発会社側にいると、 具体的に、なにをどうすれば良いのか、迷うケースがあると思います。

本セッションでは、UXデザインで最も重要な「ユーザーの文脈理解」の手法について ウェブ解析の観点も交えて、具体的な事例を共有します。

今回のセミナー参加者の9割は、クライアントワークをしている受託側の方でした。そのため、小室さんの現場のお話は、大変共感できたのではないでしょうか。私は、「ウンウン」とうなずきながら、セッションを聞かせていただきました。

まずはじめに大切なのは、「クライアイントが喜ぶのは、何かを把握する」「ユーザを理解する」コトであると、ご紹介いただきました。


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上図の中でも、クライアントの経営状態や現場の状態 によって、喜ぶところが違います。そこで、ヒアリングが大切になります。多くは、売上UPを目指すクライアントが多いです。

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実際の現場では、プロダクトやサービスの改善を提案して、クライアントと一緒に進めて行きたいところですが、それが出来る環境は珍しいとのこと。そこで、出来ることは、ユーザの理解です。

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次に、ウェブ解析とUXデザインの解説をいただきました。

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私も小室さんと同じように、「上級ウェブ解析士」の資格を取得していますが、改めてウェブ解析がカバーする領域を見ると、広範囲ですね。更に精進します。

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こちらのUXデザインプロセスも濃密ですね。

UXデザイン:ユーザと製品の利用文脈を各種リサーチやモデリング技法を通じて、言語化するプロセス

ウェブ解析:定量・定性調査を通じて、ユーザの現状や期待値を知りビジネスに繋げるプロセス

そして、UXデザインとウェブ解析の共通点は、「ユーザ理解」です。

その後、小室さんのクライアントの成功事例をご紹介いただきました。

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最後の質問タイムでは、以下の質問をさせていただき、ご回答いただきました。

Q.成功事例の成果を出すまでに、苦労した点、工夫した点を教えてください。

A.ヒアリングが大変でした。お客さんのわかる言葉、それに近い言葉で話を聞き、合意形成していくのが大切であり、一番大変だったところです。工夫した点は、SPIN(スピン)という手法を取り入れて、お客さんから話を聞きました。それにより、お客さんの今までのバイアスを取り除き、成果に結びつく改善策を導出できました。

濱野さん:AdobeXDの「基本操作」と「最新機能Tips」

セッション概要:

昨今のWeb制作やアプリ開発を進めるうえで欠かせないプロトタイプツール。その中でも、最近話題になっているのがAdobeXD。

このセッションでは、誰でも使えるようにAdobeIllustratorPhotoshopなどのデザインツールを使用したことがない方でも、XDの基本操作を学べるよう「初心者向けに解説・操作実演」をしていきます。 実演しながら解説しますので、AdobeXDがインストールされたノートPCをご持参可能な方は、操作しながらより深く学ぶことができるかと思います。ちなみに私は「Windows10」環境で実演する予定です。

また、セッション後半では最新機能Tipsをご紹介。特に実戦で使用する頻度が高い機能にフォーカスしてお話します。

私は、AdobeXDを使ったことがなく、その場でインストールしましたが、すごく早く起動し、使い勝手も非常によかったです。そして、濱野さんの解説が大変わかりやすかったです。

別途、フォローアップ資料をいただけるとのことで、公開可能な部分は、本ブログに追記させていただきたいと思います。

最後のまとめは、「餅は餅屋」

  • Xdの強み:ワイヤー、デザインカンプ、プロトタイプ、コミュニケーションツール
  • PhotoShopの強み:写真加工などの編集
  • Illustratorの強み:ロゴやアイコンなどの作成

上記の強みを活かすことが大切とのこと。

Xdには、様々な良さがありました。
その中でも個人的には、リピートグリッドでリスト制作作業は、今までマージン(隙間)を一つひとつ微調整していたのが、一気に調整できるように便利になった点、ピン止めしながら、デザインの中でピンポイントにコメントが出来る機能がすごく良いなぁと思いました。Xdをインストールしていないクライアントなどに、Web上で情報共有出来るのは、コミュニケーションが円滑になり、効率的に進めることが出来るでしょう。

轟さん:”ユーザーと歩むAdobe XDと今後の進化

セッション概要:

毎月のアップデートで着実に進化するAdobe XDは、UI/UXデザインツールとしては後発でありながらも幅広いユーザーの支持を集めています。これは、ユーザーが必要としている機能や課題解決方法を常にユーザーコミュニティなどから集め、ディスカッションを繰り返すプロセスを経ているためです。

このセッションでは、XDの開発秘話を交えつつ、ユーザーとしてXDの進化にどう関わることができるか、さらに今後の進化の方向性も紹介していきます。

 XDが出来るまでの裏話を伺うことができました。
デザインコミュニティでフィードバックをもらったり、社内で数多くの検討を行い、今のXDがあるとのこと。

デザイナーの仕事は、形のないものを言語化したり、カロリーの高い作業。
良いアイデアが思いついたら、サクッと起動させて、思ったものを描画できたら、タイムラインを逃さずに自分でどんどん表現できます。そして、良い連鎖ができるのではないかと、デザインコミュニティへのヒアリングで出てきたとのこと。

「DESIGN AT THE SPEED OF THOUGHT」

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「毎月進化を続けるAdobe XD」

大切にしていることは、クオリティーは必ず保つこと。最初から一気に作らず、少しずつ機能を増やしていくこと。

その実現により、以下のXDに対する口コミ(ユーザからのフィードバックをもらえる場)では、バグ報告よりも、アイデアに対する報告が多いとのこと。

Adobe XD Feedback : Feature Requests & Bugs


上記のサイトでは、投票機能があります。投票数が多いと、世界的に要望がある機能だね。とAdobe側に届きやすくなり、追加機能や改善を検討するとのこと。ただし、投票数が多いからといって対応するかは別。本当に価値があるのかをAdobeのコアメンバー内で議論をしてから対応可否を判断するそうです。

最後に、「自分でもこんな機能を作りたい」の要望に応えて、今後APIを公開予定とのこと。特別に見せていただきましたが、かなり感動しました。今後がとても楽しみです。