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【書評】カイゼン・ジャーニー「現場をより良くする方法とは?」

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おはようございます。マッツです。

 

今日は、ソフトウェア開発現場で著名な市谷聡啓氏(ギルドワークス株式会社 代表取締役、エナジャイル 代表取締役)と新井剛氏(ヴァル研究所 部長、エナジャイル 取締役COO)の著書「カイゼン・ジャーニー」を読みました。

 

わたし自身、一人からはじめチームをつくり、世界を変えていきたい。と考え行動し始めていたところで、本書を読むのをとても楽しみにしていました。

 

 

本書は、架空の世界の下で設定されたキャラクターが登場。その中で主人公が少しずつ成長(カイゼン)し、学びを広げる旅(ジャーニー)を用意し、それを読者が追体験できる構成になっています。

 

また、著者のこれまでの経験・出来事をリアルに解説しており、大変読みやすく面白い構成です(わたしは2時間20分、集中して読みました)。

 

そこで、今回は心に残った内容について紹介していきたいと思います。

 

 

どんな本?

「ソフトウェア開発の現場」をより良い方向へと変えていくための方法について語られている本です。ソフトウェア開発の現場以外に、チーム活動でも有効です。

 

【本書の特長】

  • 現場の物語から、考え方や問題解決手段を一緒に学べる

  • 1人でも始められる業務改善の手法から、チームマネジメントの手法まで解説がある

  • 日本の現場で実践された内容を前提にしているので、実践しやすい内容である

  • アジャイル開発をこれから始める人だけでなく、もっとうまく実践したい人にも最適

どのような読者におすすめ?

【こんな人におすすめ】

  • 現場をより良くしたい方

  • 現場に課題を感じ、悶々としている方

  • 仕事のやり方をどう変えていくか、どこから始めるかに苦戦している方

  • チームビルディングの仕方を知り実践したい方

  • ソフトウェアの開発経験が浅い方、豊富な方で仕事のふりかえりをしたい方

それでは、本書を読み、特に印象に残った内容をピックアップしていきたいと思います。

 

印象に残った内容と感想

一人から始める

「あなたは、何をしている人なんですか?」

これは、ある登場人物が主人公に向けた質問。

この問いで主人公自身、現場の課題を感じているが、まだ何も始めていないのに気づきます。そして、自分から始めるんだ。誰かを巻き込んでいくのが難しいなら、自分一人から始めれば良い、と考え・行動し始めます。

 

人は、あなたをよく見ています。自分でその問いに答えられることも大切ですが、他の人があなたを評価しているかもしれません。一緒に何かしたい、と思ってもらえる考えやありたい姿、その行動力が人を魅了するのだと思います。

 

そのため、まずは自分一人で考え、行動することが大切。

その結果この問いに、即答できるようになります。

 

チームで強くなる

「我々は、なぜここにいるのか?」

これは、チームのミッションを確認するための質問。

複数人でチームをつくり行動する際、目的に立ち返ることができる良い問いです。

この問いに答え、常にぶれないようにするための手段や工夫ポイントが解説。

その他、ドラッカー風エクササイズなど、チームをマネジメントする際に重要な考え・やり方が豊富に掲載されており、大変参考になりました。

 

みんなを巻き込む

「今、何をすべきか?」

これは、主人公が自ら出した問い。

チームで役割の認識や振る舞いの期待が合わなくなり、現場で衝突が起きた事件がきっかけでした。

 

誰かが状況を良くしてくれるだろうと思っても何も変わらない。気づいた自分から踏み出すのが大切。自分自身がどうありたいのか、世界をどう変えたいのか。この問いに対して、いかに行動できるかが大切だと思います。

 

まとめ

本書を通して、以下を学びました。

【得られた気づき】

  • 現場をより良くしたければ、まずたった1人から始めることが大切

  • それを見て共感を持った仲間とチームをつくり、みんなを巻き込み越境する

  • 何を仕事するかではなく、誰と一緒に仕事をしたいと思ってもらえるのかが大切

  • 良い問いは人を立ち返らせてくれる

 

最後に、「あなたは、何をしている人なんですか?」

 

この質問に自信持って答えられる自分を磨いていきたい。

 

現場をより良くする方法がたくさん詰まっています。

数多くの課題解決手法の解説、具体的な進め方の手順が詳しく記載ありますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 イベント告知

本書で紹介した著者は、以下のイベントで基調講演に登壇予定!

概要

2011年の震災をきっかけに始まった「レッツゴーデベロッパー」

「共有と交流」をメインテーマに掲げ、東北と首都圏をはじめとした東北以外のエンジニアとの共有と交流を目的に仙台市で毎年開催してきました。
そして今年2018年、3年ぶりに復活開催いたします!

基調講演は名著「カイゼンジャーニー」の著者の市谷さんと新井さん!
そして、ワークショップでは第一線の開発者たちと一緒に行うモブプログラミング!一流の開発手法を目の前で見て体感できます!

これまで参加していた方も、一度も参加したことがない方も、ぜひご参加ください。
Let's Go!デベロッパー!

日時・場所

  • 開催日:2018年8月25日(土)
  • 時 間:13:00~19:30 (12:30 受付開始)
  • 場 所:楽天 仙台支社
  • 会 費:一般 500円、学生 無料

詳細・お申込み

以下のアドレスからお申込みください。
https://connpass.com/event/95619/